倉敷医療生活協同組合 玉島協同病院(TAMASHIMA KYODO HOSPITAL)

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地域連携室より

2020.01.22

防災訓練「空き缶を使った炊飯」

121()防災訓練の一環として、非常時の炊飯について、実施訓練を行いました。もし災害などが起こり、炊飯器が使えなくなってしまったら・・・そんな困った状況でも、皆さんの身近にもある「空き缶」を使って、ご飯を炊くことができます!今回は、当院の通所リハビリセンターの職員が本当に炊飯できるのか、実践してみました。
 
空き缶2つを用意し、どちらも上ぶたを切り取ります。1個は釜、1個はコンロの役割です。釜のほうに米0.8号と水160CCを入れ、釜にアルミホイルで蓋をします。コンロ用の缶には、4か所穴をあけます。コンロの上に釜を重ねて風のない水平な場所にセットします。今回は、牛乳パックを短冊状に小さく切ったものを燃料代わりに使用しました。釜の下の穴から燃料を1本ずつ投入し、25分を目安に燃やしていきます。

煙にむせかえる職員のみなさん。
しかし、ここで我々は失敗を犯しました。燃料である牛乳パックを投入しすぎ、火力が上がって穴という穴から火を吹き始めたのです。


結果として、火力に耐え切れずアルミ缶が溶けてコンロの部分は崩落してしまいました・・・

 
失敗を教訓に、今度は火力に注意しながら燃料を投入していきます。少し時間はかかりましたが、無事ご飯を炊くことができました!!
 
炊いたご飯は、カレーや梅干し、その他おかずを用意し、スタッフで美味しくいただきました♪
  
今回は空き缶や牛乳パックを使用しましたが、新聞紙を使った食器や簡易トイレなど、身近なものを使って作れる防災グッズは他にも沢山あります。非常時の備えとして、知識だけでなく実践を通して、こうしたノウハウを身に着けておけば、いざというときに役立ちます。興味を待たれた方はぜひ、実践してみてください。

 

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