倉敷医療生活協同組合 玉島協同病院(TAMASHIMA KYODO HOSPITAL)

電話番号:086-523-1234

地域連携室より

2020年3月から、退院支援看護師が1名増え、
地域連携室は
●入退院支援室(入退院支援看護師2名)
●医療福祉相談室(医療ソーシャルワーカー2名)
●地域連携室(事務2名)
の3つの部門で成り立つ部署となりました。
これからも、さらなる地域連携の強化と入退院支援の向上を目指し、地域の皆さんにとってかかりやすい病院であるようサポートしてまいります。

2021.01.22

学習会を実施~認知症ケアのコツ~

1/20(水)病棟の看護師を講師に「認知症ケアのコツ」というテーマで学習会を行いました。内容の一部をご紹介いたします。


認知症ケアでは、「してあげる」ではなく「その人に手伝ってもらう協働のケア」という認識が重要になります。そして認知症は進行してゆく病気ですので、認知機能の状態に応じた対応方法が求められます。
【対応時の心がけ】
 <笑顔をつくる>
「あなたを大切に思っています」というメッセージを表情で伝える(人の脳には「ミラーニューロン」という、目から入った情報を無意識に真似をする神経細胞があるので、こちらが笑顔で接すれば、相手も自然と表情が和らいでくる効果を期待できます)
 <しっかりと目を合わせる>
目と心の窓を開け、相手を理解しようとする。どちらかの窓が開いているだけでは話も心も通じません。老眼の方だと近すぎて見えないこともあるので注意が必要です
 <許可をとる>
 「車いすをうごかしますね」など声掛けをおこなう。意向を聞くことで本人の尊厳を尊重します。

【望ましい対応の一例】
 ●お店で、服を買ったことを忘れて同じ服をもう一着買おうとしている
→「とても似合っているよ、あとで買いましょうね。あっちのお店も素敵だから行ってみない?」
 ●自分のものを勝手に使われたと思い込んでいる
→「大切なものだったんですね、ごめんなさい。」(否定や説明はせず、相手の気持ちに共感をする)
 ●家にいるのに「家に帰る!」と言い出す
→「もう少し休んでいかれてはどうですか?美味しいお菓子を食べていってください」「では、一緒に出掛けましょう」
 ●ぼんやりしている
→「今日はいい天気ですね」(さりげない声掛けとスキンシップの継続)

進行とともに言葉の理解が困難になったり、聞いてもすぐに忘れてしまったりと、介護する側の身体的・精神的負担も非常に大きくなりますが、「認知症だから言ってもわからない」と諦めず、自分の気持ちを上手くコントロールすることが大切です。
「言ってダメならやってみせ、それでもダメなら手を添えて」認知症になってしまっても安心して暮らせる環境づくりについて学んだ学習会でした。

認知症サポーター|つくば市公式ウェブサイト
参考文献:ポケット介護「楽になる認知症ケアのコツ」

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